南山さんとの打ち合わせは、時には日付が変わったことも忘れるぐらい楽しいものでした。
また建前の時の大工さんが、粋でとてもカッコ良いと思ったのは、まるで昨日のことの様です。
その後、毎日のように家の姿かたちが、変化していく様子は、私達だけでなく、近所の方や前を通行する方がワクワクして見ていました。
そして電灯器具を選んだり、造り付け家具の絵を書いたり、建具屋さんを訪ねたり、床に油を塗らせてもらったり、ほんとうに楽しいことの連続でした。
様々な過程を経て完成した小さな家は、私達家族のかけがいのないお城です。これからは、傷がついてもしみができても、思い出となり、この家に家族の年輪をたくさん深く刻んでいきたいと思います。
また子供達には、大工さんが木を切って家や家具を造っている姿を見せることができました。作り手さんを見ることによって、お店で買うことができない、たったひとつのものづくりとものを大切にする心を教えることができたと思います。
追記
なお我が家の内覧会にCさん一家(私が最初に内覧会に伺ったお宅)が来られて初めてお会いでき、声を掛けて下さったことは、ほんとうにうれしく思いました。内覧会を通じて施主さんの繋がりが生じるなんてホントすばらしいことですね。南山さんは、常々「家づくりは、人づくり」と言われるように施主や職人さんとの出会いや縁を大切にしています。これもまた南山さんの家づくりに対するこだわりのひとつであると思いました。
これからも南山さんの家づくりのベースは、変わらないと思いますが、新しい施主さんと激論の末、更に個性的な家づくりをして下さい。多くの町で大屋根が拝見できることを期待しています。
これから建てられる方へのアドバイス
@
南山さんがつくった家にほれ込みましょう。
A
木造住宅の事を少し勉強しましょう。
B
家づくりに参加し、建てて行く過程を楽しみましょう。
C
打ち合わせでは、おおいに南山さんとバトルしましょう。
D
自分なりのこだわりでアクセントを付けましょう。
E
迷った時には、シンプルに考えましょう。
F
あまりガチガチに考えないで柔軟にでき上がりをイメージしましょう。
G わからないことがあったら、直ぐに尋ねましょう。
H 決定権は、施主です。施主の考えは、明確に伝えましょう。
I 職人さんとコミュニケーションを図りましょう。